プロジェクト詳細

施設整備プロジェクト基金

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施設整備プロジェクト基金

■ プロジェクトの詳細について

1.奏楽堂舞台照明等リニューアルプロジェクト

音楽教育の練習、発表の場及び入学式、卒業式の会場であり本学施設の象徴的存在でもあるコンサートホール「奏楽堂」は、建築後25年が経過しています。
25年が経過し、外壁・空調設備・舞台機構・客席・トイレなどの建物施設・設備の老朽化が始まっており演奏会等においても支障がではじめております。予防保全も兼ねたリニューアルを実施し世界最高水準の芸術教育を行える施設並びに芸術を社会に貢献する施設を整備いたします。
(右写真)楽堂の内観:フランスのガルニエ社製オルガンが設置されています。
 
 

2.大学会館等再開発プロジェクト

本学では、世界で活躍できるグローバル人材の育成に取り組んでおり、その一環として、留学生の支援や日本人学生との交流促進に資する国際交流拠点の整備を進めており、2022年12月には「国際交流棟(Hisao & Hiroko TAKI PLAZA)」が完成し、今後は学生サービス向上やバリアフリー化への対応などのため、「大学会館」の機能を充実いたします。
また、上野公園から谷根千に通じる道路に面した大学会館の建つエリアが、社会や地域の人々にも開かれた交流空間とすべく、環境整備や情報発信機能を充実するなどの施設を整備いたします。
 
 

3.古美術研究施設再整備プロジェクト

美術学部では、本学の前身である東京美術学校の頃より創始者の岡倉天心による奈良分校設立の努力がなされ、古美術を対象とする現地研修を行っています。
その拠点である「古美術研究施設」は、完成から50年以上が経過し老朽化が著しく、また、宿泊室及び共同スペースの狭隘化やバリアフリー化等が課題となっています。これを解消するとともに、古都奈良に相応しく木材を積極的に活用した施設を整備いたします。