プロジェクト詳細

「邦楽のススメ」 プロジェクト基金

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「邦楽のススメ」 プロジェクト基金

■ 概要

邦楽

東京藝術大学音楽学部邦楽科は、三味線音楽(長唄、常磐津、清元)箏曲、尺八、能楽、能楽囃子、邦楽囃子、日本舞踊、雅楽の各専攻を有し、全国の芸術大学で唯一の古典音楽を有する科です。

東京藝術大学音楽学部の前身にあたる東京音楽学校(1887(明治20)年創設)に邦楽科が設置(1936年(昭和11年))されてから、今年で80周年を迎えます。当科はこれまで実技の鍛錬はもちろんのこと、演奏理論を研究・教授して、高度な能力を備えた演奏家を輩出して参りました。

一方昨今では、少子化社会において音楽家を目指す若者が減少傾向にある中、才能ある子どもが音楽家への道を断念してしまう状況が絶えません。特に伝統音楽・伝統芸能の世界は、どうしたら担い手になれるのか、邦楽関係者以外にはあまり知られていないのが実情です。

我が国固有の「伝統芸能・伝統音楽」は世界に誇るべき文化であり、この貴重な文化の営みを社会に、そして若い世代へ積極的に伝えていくため、80周年を契機として、「邦楽のススメプロジェクト」を設置し、伝統音楽・伝統芸能の魅力を広く社会へ発信して参ります。

■ 計画中の「邦楽のススメ」プロジェクト

1.「邦楽のススメ」地方公演と子ども教室を開催

関根先生UP

「邦楽のススメ」とは、邦楽の魅力を広く発信するために、邦楽科教員が大学の外に出て、日本全国を対象に演奏会や子ども教室を開催する企画です。演奏会では、地方公演という機会を生かし、現地で活躍する演奏家との共演を予定しております。

また、子ども教室では小学生を対象として、習熟度に合わせて本科教員が直接、演奏、演舞の指導を行います。音楽家の育成において、幼少期からの継続的・断続的指導は、優れた才能を開花させるには大変有効なことから、まずは子どもたちに、邦楽の楽器の生の音、教員の本物の指導に触れることで邦楽の世界を知ってもらい、自分の可能性や将来の選択肢が広がる契機になることを、本プロジェクトの狙いとしています。

2013年より試行的にスタートした企画ですが、観世能楽堂や宝生能楽堂での公演、福岡での観世流・宝生流仕舞こども教室、札幌での山田流・生田流箏曲こども教室、演奏会は参加者様からの好評を頂くことができました。これまでの実績を生かしながら、本企画を今後ますます充実させ、全国の方々や子ども達に邦楽を身近に感じて頂く活動へと発展させて参ります。

【「邦楽のススメ」活動実績】
・2013年8月 8日『能と邦楽のススメ 若いひとたちへ!』於:観世能楽堂(東京)
・2014年8月 6日『能と邦楽のススメ 若いひとたちへ!』於:宝生能楽堂(東京)
・2015年7月28日『邦楽のススメin福岡』於:大濠公園能楽堂(福岡)こども教室(観世流・宝生流仕舞)と邦楽演奏会
・2016年7月26日27日『邦楽のススメin札幌』於:かでる2・7(札幌)こども教室(山田流・生田流箏曲)と邦楽演奏会

2.邦楽科設立80周年記念 定期演奏会

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邦楽科では、教育研究成果発表の場として、毎年「定期演奏会」を開催しております。今年は邦楽科設立80周年として、これまでの活動実績の集大成をより多くの方々に発表すべく「邦楽科設立80周年記念定期演奏会」を開催いたします。
例年の定期演奏会よりも規模を拡大し、邦楽のエッセンスを凝縮した演目を並べ、幅広い年齢層の方々に「親しみやすく、楽しく、分かりやすく、かつ本格的な舞台」をお届けします。80周年記念定期演奏会のご来場を心よりお待ちしております。演奏会の詳細はこちらをご覧下さい。邦楽科設立80周年記念演奏会

■ ご支援のお願い


小さな一歩でも、全国に種を蒔き続け、伝統芸能・伝統音楽の発展と振興を一助を担えたらと願ってやみません。本プロジェクトの趣旨にご賛同頂けますよう、何卒皆様のご支援の程ご協力お願い申し上げます。

[ご寄附のお問合せ]
藝大基金事務局(東京藝術大学 総務課内)
TEL:050-5525-2400 受付時間:平日9:30-12:00/13:30-16:30