吉田サハラさん 宗次德二特待奨学生第3期生

 この度は、宗次德二特待奨学生に選んで頂き、誠にありがとうございます。

 私は、奨学生の連絡を受けた時、自分の行きたい道に背中を押していただき、ようし行くぞという気持ちでいっぱいになりました。

 私は最近よく美術館に通います。色々な作品を観て感動し、またその作品が私を感動させている理由を考えている時間が好きです。そして、それらの美術作品は私がピアノを弾いているときにイメージとして参考になっています。そういう美術作品が持つ力のように、自分がピアノを演奏する時、人々の心に感動を刻み付けたいと思っています。

 人間は他の動物と違い、唯一芸術活動ができます。音声学で習ったのですが、それは人間がさまざまなリスクを背負いながらも進化してきたからこそできるようになったのだそうです。例えば直立二足歩行です。私は解放された自由な両腕で、音楽を創りたいと強く思っています。

 そのために私はより多くの事を学び、経験したいと思います。大学の講義はとても興味を持って臨むことができ、色々考えるようになりました。また、先月は丸の内でのラ・フォル・ジュルネで演奏させていただき、クラシックが自然に溢れるような街が日本にも増えるといいなと感じました。

 多大なご支援をいただいている宗次德二様をはじめ、宗次德二特待奨学生制度を支えて下さっている皆様方に感謝いたします。そして自分の独自の世界を築いていけるよう精進したいと思います。

 

音楽学部 器楽科(ピアノ) 1年
吉田サハラ