小口陽香さん 宗次德二特待奨学生第8期生

この度は宗次德二特待奨学生に採用していただき、心から感謝しております。

私は東京藝術大学音楽学部附属高校を卒業し、東京藝術大学に入学しました。このような状況下で多くの授業がオンラインになっていることはとても寂しいですが、吹奏楽や室内楽、実技のレッスンが対面で受けられていることを有難く感じています。自分一人で演奏しているだけでは得られない感覚は新しい世界へ連れ出してくれるようで、久々に受けた室内楽の授業などは私にとってとても刺激的でした。大学の授業はとても幅広く、芸術に関わる歴史や文化など普段楽器を練習しているだけでは身に付かない知識などを吸収できることがとても楽しいです。

また、吸収するばかりでなく、それを表現することも重要だと最近改めて考えるようになりました。ハープのレッスンでは、「自分の持っているものを全て出してテーブルに広げるイメージで演奏して!」とよく言われています。音楽家は表現者であり、内に秘めているものを出さなければならないのだなと強く感じています。

今後は、海外で学ぶことも視野に入れています。大学での生活もすぐには慣れず、海外に行くことは変化が大きく不安も感じますが、大学生のうちにどんなことにでも対応できるしなやかさも身につけていきたいです。

最後になりますが、素敵なチャンスと多大なご支援をいただきます宗次德二様をはじめ、ご尽力いただいた関係者の皆様、ご指導くださる先生方、支えてくださる周りの方々に御礼申し上げます。

 

音楽学部 器楽科(ハープ)
小口陽香